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010 Zekk

Zekk

from TREKKIE TRAX

韓国在住のオールラウンド・トラックメーカー。東京を中心に日本で活動しており、

2015年に日本のインターネットレーベル『TREKKIE TRAX』で『THE FUTURE IS HERE EP』をリリース。


#韓国人トラックメーカー #Zekk #初インタビュー

Q: 日本での、デビューステージはいつですか。

2年前、日本初めてDjをしたのは、Lounge Neoで行われたLounge NEO 13th Anniversaryのパーティーでした。

普段韓国でDJとして活動していますが、最近では日本でも出演しています。今までは東京が多かっのですが、去年から大阪、名古屋でも出演しました。日本のカルチャーが好きなので、もっと色々な場所で出演して活動を広げて行きたいと思っています。

 

Q: 日本に興味を持ったきっかけは何ですか。

僕が10歳の頃、桜蘭高校ホスト部という日本の漫画が韓国でアニメCMとしてTVで流れていて、

初めて見た時、あ~こんな面白そうなアニメがあるのか!と知りました。

それがきっかけで日本の漫画、アニメのカルチャーに興味を持ち始めました。

 

そこから、日本のネット文化に興味を持ち始めて、調べて行くと、

ニコニコ動画とか、サブカルチャーについて色々知ってどんどんハマっていきました。

 

僕は、本物のオタクなので、アニメとか見てて字幕を、見ながら日本語を学ぶことができました。

今はこれがどんな意味だとわかって。

 

Q: 日本で、一番好きなところは何ですか?

日本の秋葉原とか、大阪の難波〜日本橋や、名古屋の大須など、アニメカルチャーを直接感じることができるところに行くことですね

個人的には曲作りで起きたストレスが、ハ~~~っと発散できるというか。

特に、韓国にはオタク文化を感じる場所がないので、日本のオタクカルチャーを感じることができる、

ローカルな”街”があるところが好きですね。

 

Q: 日本と韓国のクラブシーンの違いは?

日本人の音楽を聴くスペクトクルが、韓国人より広いのではないかと思います。

韓国人はHip Hopなどの、メジャーな音楽ジャンルだけを聴いている人が多いです。

あと、Future Bass、Technoなどジャンルごとにクラブが分かれています。

なので、そのクラブと違ったジャンルの音楽をプレイすることはないですね。

 

一方で、日本のイベントに出演した時には、もっと反応が違っていて、すごいんです。

日本人は、多岐のジャンルを聴いている方が多いのではないかと思います。

日本で出演した時に、自分が好きな音楽でジャンルが違うものをプレイしても、お客さんが反応してくれます。だからDJも満足して楽しめるんです。

 

Q: 日本で経験した、興味深いエピソードはありますか?

2015年のLonge Neoの13周年イベントに出演して、ハードコアテクノをかけました。フロアーが反応してくれて、これでみんなが盛り上がって踊ってくれるんだ!と思って、その時びっくりしました。

韓国でそういった音楽をプレイしても、あまり盛り上がらないのですが、

日本ではどんなジャンルをかけてもフロアーからDJに対するリスペクトがあるというか

そういう意味で日本のクラブカルチャーは素晴らしいと思います。

 

Q: 音楽をいつから始めたんですか?

アーケード(ゲームセンター)の音ゲーがきっかけで、音楽を始めました。

弟がいて、音楽のゲームをやっていたのを見て、これ楽しそう!と思って。

なので、音ゲーを始めたのは13歳からで、17歳の時に本格的に音楽を作り始めました。

エレクトロニックのサウンドに興味を持ち始め、ErectronicのアーティストのSkrillexDeadmau5の音楽を聴いて、たくさん影響を受けました。

 

Q: 楽器を演奏することはありますか。

鍵盤に興味はありますが、楽器は習ったこともないし、今も弾けないです。

 

Q: 好きな音楽をシェアする友達はどんな友達でしたか?

クラスで音楽好きの友達がいて、一緒にシェアしながら聴いていました。

Q: 日本でやってみたいことはありますか?

今僕は新しい場所で新しい経験をしてみたいと思っています。渋谷のVisionなど、大きい場所でプレイもしてみたいです!

やはり日本はEuro BeatなどのRaving Boomをアジアの中で一番早く受けた国なので、

もっとRavingなパーティーに参加して、ムーブメントを起こしたいと思っています。

 

僕は、日本でいろんなチャレンジをしたいんです。

 

子供の頃から、ずっと日本の文化について興味を持っていて、

日本で出演することはずっと夢だったんです。

 

それが2年前に実現して、そのきっかけを用意してくれたTrekkie Traxの人たちに感謝しています。

 

Q: 今後、さらにチャレンジしたいことは何ですか?

ホームパーティーをやってみたいなと思います。

韓国でも、日本でも、音楽を作るトラックメーカーの友達を連れてきて、

アットホームなホームパーティーをしたい。

 

クラブは、あくまでもお客さんの"巣"が大事だと思うんです。フロアーが盛り上がっていないと心配になるし、そのためにある場所ですよね。

でも、ホームパーティだったら、プライベートに色んな音楽を流したり、作ったりできるので何も気にせず自由な楽しみがあります。

 

今は日本をメインに活動していますが、もっとアジアの様々な国にホームパーティの文化を広げて、色んな音楽シーンを作っていきたいんです。

例えば、台湾の音楽はテイストがとてもユニークだったり、インドネシアとかベトナムの人たちのヒップホップは、今自分たちのオリジナルでローカルらしさがあって素晴らしいなと思います。アメリカでは聞くことができないスタイルだと思います。

 

様々な国のアーティストを集めて、皆でコミュニケーションできるネットワークの必要性を感じています。人を集めて交流をしたり、情報交換をする場が必要というか。

今僕の周りでもmovementを起こそうとしていて、

日本や台湾の方を韓国に集めてパーティーを開いたり、郊外でもハウスパーティーなどのプライベートイベントを開催しています。

 

Q: それはオンリーインバイトのパーティですか?

インターネットだけではなくて、トラックメーカーだったら、誰でも皆welcomeです。

僕以前の世代は、クローズドで自分の武器や演奏をシークレットにしている人が多かった。

でも今は、オープンなネットワークで、全部自分から情報を調べることができるし、

その情報ネットワークを次の世代に繋いだり、若いトラックメーカーにマネジメントの情報とか、

日本で活動できるようにサポートしてもらったりします。

僕もTrekkie TraxのSeimeiさんからサポートしてもらったので、僕もいろんな人をサポートしなきゃって思いますね。

年の差があっても、先輩後輩とかではなく、もっと友達感覚で、同じ価値観を持っている仲間だと思っています。

 

音楽は全て繋がっているんです。

 

音楽を通して自分の思いを伝える事ができて、これこそが何か作る事ができる人の武器

なんじゃないかなと思います。

 

そして、言葉じゃなく、自分の考えを音楽で伝える事ができる人。

 

それが最強だと思います。