Artists

009 Dire Wolf

True end ~Acoustic session 2017~

Dire Wolf

Vo. Yu

Ba. Shisyo


#Vo.Yu に訊く音楽観のあれこれ

 

Q: ”音楽”を始めたきっかけ

もともとピアノを習っていたんですけど、大嫌いで。笑

Daniel PowterのBad dayという曲に衝撃を受けて、あの曲を聴いて初めて自分からピアノを弾いてみたいなという気になりました。

そこから、独学でコードを学んだりして、Bad dayを弾けるようになったことがきっかけでした。

もともと幼稚園ぐらいの頃から小学6年生まで習っていたのですが、、あまりにもクラシックが嫌いで辞めました。

でも中学3年生くらいの時に、Bad dayを聞いてまたピアノを触りたくなって、弾き始めました。

 

 

Q: どんな音楽を聴いて育ったのか。

Popsも好きだしRockもR&BもPunkもなんでもオールジャンルで聞いてました。

幼い頃から、本当にいろんな曲を聴いてました。

 

Q: 思い出の曲

初めて買ったCDでもある、Bustedのアルバムですね。そのバンドが一番思い出に残っています。

それまで英語を歌ったことがなくて。

初めて歌で、”英語”の歌詞を歌ってみたいと思ったきっかけのバンドでした。

英語が得意な訳ではなかったのですが、そのまま耳で聞いた音で真似て初めは歌っていました。後から、歌詞を見た時に、ああこういう風になってたんだと知ったりしました。大体はそのまま(歌詞を見ずに)聴いて歌っていました。

特に、自分から興味を持ったものがきっかけになってきました。Bad dayは、当時留学していた兄が教えてくれて、日本で今後流行る前から知っていて好きでした。

 

”自ら”興味を持ったことがきっかけになった

Q: 邦楽よりも洋楽の方が聴くことは多いのですか。

洋楽の方が多いですね、曲調的にもアメリカンな感じの方が多いので。まだあんまり日本っぽい感じは好きではなくて、、英語の方が歌ってて楽なんです。

歌を歌う時に使う部分が違っていますし、例えば言葉の語源的に、もともと(英語は)腹式呼吸を使うけど、日本語は全く使わなかったりして。そういう、英語喋っている時の方が音も跳ねやすいし、慣れちゃうと歌いやすいんです。

Q: Dire Wolfはどうやって始まったのか。

自分が通っていた洗足音楽大学で出会った人達と大学2年の頃に組んでいたHexdeity beatというバンドがあって。結構がっつり1年間活動をしてたのですが、解散したんです。

そのあと、師匠と二人で始めたのが、Dire Wolfです。元々師匠とは組もうと思っていたんですけど、学食でたまたま会って話した時に一緒にバンドを組むことが決まりました。(笑)

あと、Hexdeity beatのメンバーの内、ギターとドラムの人がサポートでDire Wolfに参加しています。

 

Music Sneak: 音大生のバンドってすごいパンチ力ありますね。

そうですね。(笑) でもうちの学校にはサークルとかなくて、学科自体が課題も多くてめっちゃ大変だったんです。

その代わり、学科がもはやサークルみたいな感じで仲良くて、みんなそれぞれに上手くて一緒にバンドをやろうということになりました。

Q: いつから歌を本気でやりたいと思ったのか。

もともと歌は好きだったんですけど、昔サッカーを10年間やっていて

プロサッカー選手になりたいと思っていました。

 

その時に膝に怪我をしてしまって、そこからサッカーをまだ本気やりたいかについて考えなおして。

サッカーを辞めて、やっぱり音楽をもう一度やりたいなと思って始めました。

 

小さい頃から親の偉大な姿を見ていて、やっぱりいいなと思っていたこともあったり、

もともと音楽をやりたいと思ってた気持ちがありました。

今では(音楽に進んで)それでよかったなと思っています。

 

Q: 父親との思い出で、価値観がかわった原体験はありますか。

小学3年生ぐらいの頃に父のコンサートに初めて聴きに行ったんです。

それまでは楽屋にいたりとかはあったんすけど、ちゃんと見たことはなくて。

そこで初めて父の舞台を目の前にして、あ、すごいなって。自分もこうなりたいなっていう意欲がすごく湧いてきたんです。

 

その帰り、時間があったので父と二人で公園に行ったんです。

そこで、父の前で”私、歌手になりたい!”と宣言したのを覚えてます。

 

その時から、歌手になりたいと思っていました。

 

Q: その時、父から何か言われましたか。

いや、お前には無理だよって言われました。父は、わかった、じゃあなろうなろう!とは言わないですね。辛いものは辛いだし、辞めた方がいいものは辞めた方がいいと言うタイプなので。どちらかというと、父はマイナス思考ではあるし、でもそれだからこそ、これだけうまくやってこれたのだと思いますし。否定はしないですけど、でも肯定もしないというか、どっちとも言えない。

 

「やりたいんだったらやってみればいいんじゃない、でも俺はやめといた方がいいと思うぞ。」みたいな。

父は、音楽がやりたいために芸能界に入ったわけではなくて、本当にお金が無い家庭に生まれ育ったから、家族を養うためにこの音楽を続けてここまで来ちゃったという人なんです。だから、本当は歌を歌いたいわけではなかったんですよね。

 

 

Music Sneak:でもその父親の姿を見てYuさんが音楽をやりたいと思ったということは、次世代に新しい可能性を産んだのですね。

そうですね、これからも歌手として、アーティストとして活動をどんどんやっていきたいと思っています。

Q: 様々なメディアに出演している中で、何か感じるものはありますか。

率直に楽しいのかどうかは、まだわからないというか。

メディアによっても、人によっても色んな”決まりごと”があって、それを覚えていくのが辛い時は色々ありますが、必死で覚えることにやりがいを感じてます。

もっと色んな人と仲良くなりたいと思ってはいます。特に大御所の人と話をする時に、あんまり緊張したりすることもなく、どんな人と初対面でも緊張はしないタイプです。友達が多い分、そういうことには慣れていると思います。

 

やっぱり最後は、人が大事なんですよね。

音楽業界も、"人間"の方が多いと思います。

 

■Dire Wolf (Twitter)

2016年から本格始動しだしたばかりのヴォーカル×ベースの2人組POP×WORLD×R&B×ROCKバンド。

ヴォーカルYuの直感にベースShisyoがインスピレーションを膨らませて操り出される楽曲は、「今」自分達がやりたい事を存分に発散する、まさに進化する音楽1。「巨大」な2匹が躍動するステージは一見の価値あり。


 

Video and Photo by  Junichi Yano